偏差値30台の女子高も一変 東大合格「新参校」躍進の秘密

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 今月10日、前期の東大合格者が発表された。予想通り、開成、灘、麻布、桜蔭高校などの常連校の合格者が中心だったが、教育関係者が注目したのは、首都圏の“初東大生輩出校”だ。

 都立立川国際中等教育学校(受験サイトパスナビの偏差値58)、細田学園高校(同56)、広尾学園中高(同57)の3校である。

「立川国際は、都立北多摩高校を母体校として08年に開校しました。中高一貫で今年初めて一貫生が卒業し、東大生を誕生させました。埼玉の細田学園は高校のみ。創設時は裁縫学校で女子校でしたが、99年に共学化、教育改革をして、実績をあげているところです」(「大学通信」ゼネラルマネジャーの安田賢治氏)

 裁縫学校の華麗な転身だが、広尾学園も似ている。

「ここは07年まで順心女子学園という女子校でした。中学受験ブームが終わり、少子化の中、生き残り策として共学、進学校化したのです。立て直したのは塾の経営者だった大橋清貫氏で、学校再建のビジネスモデルになっています。立川国際も少子化による都立高校再編でつくられ、都教育委員会モデル校に選ばれている。3校に共通するのは、生き残りを懸けて再建に成功した学校ということでしょう」(教育ジャーナリストの小林哲夫氏)

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