売り手から一変 21年大卒の内定率69%は過去2番目落ち込み

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 厚生労働省と文部科学省は17日、2021年3月卒業予定の大学生の就職内定率が10月1日時点で69・8%となり、前年の同じ時期より7・0ポイント低下したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で厳しい就職活動を強いられ、10月時点では15年以来5年ぶりに70%を割り込んだ。低下幅はリーマン・ショック後の09年調査(7・4ポイント)に次ぐ過去2番目の大きさ。

 10月時点の内定率は10年(57・6%)を底に上昇基調をたどってきたが、今年は「売り手市場」の就職環境が一変した形だ。新型コロナの影響などで業績が悪化した企業が採用を抑制していることに加え、感染予防で「多くの企業説明会が中止になり、大学側が十分に支援することができなかった」(厚労省)とみられる。

 学部別に見ると、文系が7・5ポイント低下の68・7%まで悪化した一方、理系は4・8ポイント低下の74・5%にとどまった。男女別では女子の内定率(70・9%)が男子(68・8%)より高く、大学の種別は国公立が私立を上回った。

 大学の所在地別では、中国・四国が10・4ポイント低下の59・7%と最も低く、唯一の50%台。北海道・東北は10・3ポイント低下の64・2%となり、過去最大の落ち込みだった。

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