著者のコラム一覧
金森たかこマナー講師

大阪府出身。ビジネスマナー講師として、企業や行政機関などで講演・研修・コンサルを行う。フリーアナウンサーとしても活躍。

ビジネス文書で押さえておきたい「5つのポイント」(前編)読み手を意識した言葉選びを

公開日: 更新日:

ビジネス文書編②

 ビジネス文書の質が高ければ業務効率が上がり、対外的な信頼性も向上します。一方で、不十分な文書は誤解やトラブルを招く原因にもなりかねません。

 今回のテーマは、ビジネス文書を作成する際に押さえておきたい5つのポイントです。これを意識することで、誰にでも伝わりやすく、信頼される文書を作成できるようになります。では、具体的にみていきましょう。

▽5つのポイント 

<1>目的を明確にする

 ビジネス文書を作成する第一歩は、目的を明確にすることです。目的がはっきりしない文書は、何を伝えたいのか、どうしてほしいのかが読み手に伝わらず、相手を混乱させる恐れがあります。目的を明確にし、それに沿った内容を簡潔に記載することで、読み手に正確な意図が伝わります。

 例えば、「会議の案内」であれば、「何の会議か」「いつ」「どこで」行われるのかを明確に記載し、関係者が必要とする情報を即座に把握できるようにしましょう。これにより、業務がスムーズに進みます。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘