実の親はどこに? 東欧ジョージア女性が8年のルーツ探しで見つけた本当の父親の正体

公開日: 更新日:

 自分が養子だったことを知った東欧ジョージアの女性ジャーナリストが、約8年にわたってルーツ探し。両親と異母きょうだいを見つけ出した。

 首都トビリシに住むタムナ・ムスリゼさん(40=写真左)は2016年に母親が亡くなった後、遺品の整理をしていた際に自身の出生証明書を発見。しかし、記載されていた誕生日が自分の記憶とは異なっていたため、「自分は養子ではないか」、もしくは「赤ん坊の時、人身売買組織に売られたのではないか」という疑念を持った。

 タムナさんはジョージアにおける新生児の人身売買問題を長年取材しており、その過程で多くの家族を再会させているのだ。

 タムナさんはフェイスブックに「Vedzeb(私は探しています)」というグループを立ち上げ、情報を収集し始めた。ずっと手掛かりが得られなかったが、今年の夏、有力な情報を得た。「1984年9月、トビリシで秘密裏に出産した女性を知っている」というメッセージだった。

 まさにタムナさんが生まれた時期で、メッセージには、その女性の名前も記されていたが、直接の情報はネットに出ていなかった。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー