ジャイアンツ退団濃厚も…青木がFA市場で人気沸騰の可能性

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 ベテラン外野手がFA市場を賑わすことになりそうだ。ジャイアンツからFAになった青木宣親(33)のことだ。

 ボビー・エバンスGMは4日(日本時間5日)、青木との来季の契約選択権(年俸550万ドル=約6億7000万円)を行使しないと発表。青木には違約金70万ドル(約8500万円)が支払われ、正式にFAとなる。

 同GMは「(青木らに)門戸を閉じたわけではない。(編成上の)選択肢を広げたかった」と再契約を示唆しているものの、これで青木が残留することはなさそうだ。

 今オフのジャイアンツはサイ・ヤング賞右腕リンスカム、元阪神のボーグルソンらがFAとなる。先発を中心とした投手陣が補強ポイントだけに、青木との交渉が後回しになるのは必至だ。

 今季の青木は死球による右脚骨折、脳震とうで2度も離脱したが、前半戦は首位打者争いで上位に名を連ねた。故障から復活すれば、リードオフマンとしての活躍は見込めるだけに、青木に関心を示す球団は少なくない。

 青木はFA外野手の目玉のひとりになりそうだ。

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