錦織マスターズ初Vへあと2勝 マイアミSF相手はキリオス
テニスのマイアミ・オープン男子シングルス準々決勝は31日(日本時間1日)は、第6シードの錦織圭(26)が、第16シードのガエル・モンフィス(29=フランス)を4-6、6-3、7-6で破り、2年ぶりのベスト4進出を決めた。1日(同2日)の準決勝では第24シードのニック・キリオス(オーストラリア)と対戦する。
2時間29分の激闘だった。錦織は第1セットで2度のブレークを許し、今大会初のセットを落とす。第2ゲームは主導権を握った錦織が取ってセットカウントは1-1。この流れのまま第3セットも進むかと思われたが、ファイナルセットはもつれた。
1-1で迎えた第3ゲームは相手のミスを突いて、錦織が先にブレーク。その後は互いにキープし続け4-3で迎えた第8ゲームは逆にブレークを許すと、第10ゲームで追い込まれる。
錦織はモンフィスのスタミナの消耗を狙って左右に揺さぶったが、ことごとく返されて0-40とマッチポイントを握られた。落とせば敗退のピンチにも冷静にショットを決めて辛うじてキープ。