大会初の8強入りも…錦織を襲う「ハードコート」の反動

公開日: 更新日:

 テニスのBNPパリバ・オープン(米カリフォルニア州インディアンウェルズ)は16日(日本時間17日)、男子シングルス4回戦を行い、世界ランク6位で第5シードの錦織圭(26)が同11位で第9シードのジョン・イスナー(30=米国)と対戦。1-6、7-6、7-6のセットカウント2-1で下し、同大会初の8強進出を果たした。

 過去の対戦では1勝1敗。星勘定で五分の相手に序盤は劣勢だった。208センチの長身から繰り出される200キロ近い高速サーブに苦戦。高く弾む強力なスマッシュにも苦しみ、第1セットは2度のブレークを許して先取された。

 第2セットは逆に錦織が主導権を握った。相手の長身を逆手に取り、徹底してスマッシュを低めに打ち込んでミスを誘った。互いにサービスキープのままタイブレークまでもつれたが、5連続ポイントを奪って第2セットを制した。

 第3セットも互いに譲らない展開が続く。錦織がリードされて迎えた第12ゲームはジュースまで持ち込まれながら、相手のミスショットにも助けられた。この試合2度目のタイブレークでは、粘る相手を振り切って、準々決勝進出を決めた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  5. 5

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  1. 6

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  2. 7

    高市首相が狙う悪夢の“強権官邸”復活…安倍時代の再来へ「経産-警察ライン」で恐怖政治

  3. 8

    最終盤の宮城県知事選は仰天の展開! 高市首相応援の現職vs昭恵さん&参政党支援の元自民議員でデッドヒート

  4. 9

    小川晶市長「ラブホ密会」の震源地…群馬・前橋市のナイトスポットで“まさかの声”続出

  5. 10

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル