高校通算HR新記録 早実・清宮「108本目」はいつになる?
スポーツ紙では“何十年に1人”の逸材がなぜか毎年出てくるが、早稲田実業3年の清宮幸太郎選手(18)は、間違いなく超高校級の怪物スラッガーと呼べるだろう。彼にとって高校最後の甲子園出場をかけた予選(西東京大会)が7月8日に開幕するが、その前に怪物の素顔を見てみよう。
怪物スラッガーは、高校通算本塁打の記録更新も射程圏内だ。主な高校生強打者の現時点の通算本塁打記録上位5人は――。
①山本大貴(107本=神港学園→JR西日本・引退)
②清宮幸太郎(100本=早稲田実業)
③黒瀬健太(97本=初芝橋本→ソフトバンク)
④伊藤諒介(94本=神港学園→法大↓大阪ガス)
⑤中田翔(87本=大阪桐蔭→日本ハム)
顔ぶれはこんな具合で、清宮選手は堂々の2位にランクイン。あと8本で、山本選手を抜きトップの座に君臨することになる。
「4月の春季都大会では、準々決勝で2本、準決勝で1本。さらに春のセンバツ出場校同士の顔合わせとなった日大三高との決勝戦では八、九回に2打席連続本塁打。3試合で5本、1試合で1.6本の爆発力です。つまり調子さえ良ければ、この先5試合で新記録達成もないとは言えないのです」(野球担当記者)