米スポーツ名門大に薬物疑惑 ドーピング検査が資格停止に
スポーツの名門校として知られる米国のUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)に薬物疑惑が浮上した。
世界反ドーピング機関(WADA)は20日(日本時間21日)、同校が運営するドーピング検査システムに不備があったとして3カ月間の資格停止処分を科したと発表した。
詳細は不明だが、WADAは声明で「最良の検査結果を得るのは難しい」としている。
複数の米メディアによれば、UCLAのドーピング検査機関は世界でも最大規模を誇り、年間約4万5000の検体を分析しているという。
同校では、これまで多数のオリンピック選手も輩出しており、OBも含めて計233個のメダルを獲得。昨夏のリオ五輪では女子体操でシモーネ・バイルズが4種目を制するなど、7人の金メダリストが誕生した。
今回の処分で名門に傷が付きかねない。