黒田博樹が語っていた新井貴浩の“凄いところ” それは本人の魅力に繋がっていると思う
山内泰幸氏による「カープ戦士の正体」(第4回=2016年)を再公開
日刊ゲンダイではこれまで多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。当事者だからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係──。
今回はあの新井貴浩氏について綴られた、山内泰幸氏による「カープ戦士の正体」(第4回=2016年)を再公開。年齢、肩書などは当時のまま。
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「初心に帰って、ゼロから鍛え直します」
昨15年のキャンプでこう話した新井貴浩からは、すがすがしさを感じました。
08年にカープから阪神にFA移籍した新井は、自ら自由契約の道を選んでカープに復帰しました。キャンプでの練習を見て、新井の決意表明が本気であることはすぐに分かりました。
一軍総合コーチだった永田さん(現二軍外野守備走塁コーチ)とともに、室内練習場で1時間を超えるノックを受けました。永田さんは、新井が入団した当時の守備コーチ。額に大粒の汗をかきながら、白球に食らいついていました。永田さんが「こっちがストップかけんとやめない。壊れてまうぞ」と、むしろ心配するほどでした。


















