今は亡き張本勲さんが生んだ「喝!」の功罪…それでも必要な「ご意見番」として期待される大物4人の名前

公開日: 更新日:

 しかも、発言が物議を醸して批判を浴びても、それに動じるタイプではない。いちいち怯んでいるようでは、ご意見番になる資格はありません。張本さんはどれだけ批判されてもどこ吹く風で、自らのスタイルを貫いた。現役時代は走攻守揃った名選手でしたが、コメンテーターとしても強烈な存在感を持った万能型の方でした」

 もっとも、張本さんのような存在を「古い」「老害」と見る向きがあったのも事実だ。選手への厳しい評価や、価値観の違いを感じさせる発言も少なくなかった。民放テレビ局関係者はこう語る。

「張本さんは現役時代、突出した成績を残した人でしたが、引退後に評論家としてテレビに出続けていく中で、“アップデート”が上手にできた人ではありませんでした。イチロー(52)に対する辛辣なコメントは有名ですし、大谷翔平(32)の二刀流にもある時期までは苦言を呈していました。女子ボクシングについて『嫁入り前のお嬢ちゃんが…』と発言した件では、流石の張本さんも謝罪に追い込まれました。

 張本さんには、良くも悪くも“何を言うか分からない”という面白さがありました。単にスポーツを解説するだけでなく、“張本さんはこのニュースをどう見るのか”を見るために番組を見る、という役割を担っていた。だからといって、時代錯誤と捉えられかねない発言が許されるわけではありません。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈48〉73歳で駒沢大学に入学、就活に悩む同級生にした「木彫り名人」の話

  2. 2

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  3. 3

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  4. 4

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  5. 5

    やっぱりか? 自民・村井国対委員長が高市首相「国会逃避作戦」画策…予算委出席「原則不要」案をリポスト

  1. 6

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 7

    郊外に住むという選択肢 「都心から1時間」の狙い目エリア

  3. 8

    植田日銀シルバーウイーク前の「円高誘導」は大失敗…もはや為替介入はできない

  4. 9

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  5. 10

    高市首相の日米首脳会談「蜜月アピール」は突っ込みどころ満載…トランプ大統領は「心ここにあらず」