今は亡き張本勲さんが生んだ「喝!」の功罪…それでも必要な「ご意見番」として期待される大物4人の名前
しかも、発言が物議を醸して批判を浴びても、それに動じるタイプではない。いちいち怯んでいるようでは、ご意見番になる資格はありません。張本さんはどれだけ批判されてもどこ吹く風で、自らのスタイルを貫いた。現役時代は走攻守揃った名選手でしたが、コメンテーターとしても強烈な存在感を持った万能型の方でした」
もっとも、張本さんのような存在を「古い」「老害」と見る向きがあったのも事実だ。選手への厳しい評価や、価値観の違いを感じさせる発言も少なくなかった。民放テレビ局関係者はこう語る。
「張本さんは現役時代、突出した成績を残した人でしたが、引退後に評論家としてテレビに出続けていく中で、“アップデート”が上手にできた人ではありませんでした。イチロー(52)に対する辛辣なコメントは有名ですし、大谷翔平(32)の二刀流にもある時期までは苦言を呈していました。女子ボクシングについて『嫁入り前のお嬢ちゃんが…』と発言した件では、流石の張本さんも謝罪に追い込まれました。
張本さんには、良くも悪くも“何を言うか分からない”という面白さがありました。単にスポーツを解説するだけでなく、“張本さんはこのニュースをどう見るのか”を見るために番組を見る、という役割を担っていた。だからといって、時代錯誤と捉えられかねない発言が許されるわけではありません。


















