7割の企業がナフサ不足の影響「強まっている」の深刻…政府強弁“目詰まり解消”の限界はっきり

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リフォーム業者の6割から悲鳴が

 調達に支障が出ている資材は、建築関係がほとんどだ。接着剤や塗料・シンナーなどの「化学系加工資材」(29.6%)、プラスチック容器などの「包装・物流資材」(20.2%)、塩ビ管や断熱材などの「設備・建築・電子『部材』」が大半を占めた。

 他の調査でも、やはり建築・設備関係への影響が深刻だ。

 株式会社エス・エム・エス(港区)が運営するリフォーム会社紹介サービス「ハピすむリフォーム」の調査(6月1~5日実施)では、加盟リフォーム業者159社のうち6割超が納期の長期化や資材の供給不足に「緩和の兆しなし」と回答した。

 原油・ナフサ供給について、いくら政府が「全体量は足りている」と繰り返しても、モノ不足は改善されていないのだ。コネクトエネルギー合同会社CEOの境野春彦氏が言う。

「不動産事業を展開するガス事業者の方も、『ユニットバスは受注すら受け付けてくれない』『3カ月前に注文した浴室ドアのパネルが入ってこない』と嘆いていました。重油が確保できるか不透明なため、全国的に入札不調が続いているとも聞きます。企業調査が示すように、『目詰まり解消』どころか逆行しているのが現実です。政府は石油化学メーカーや石油元売りからシンナー・塗料メーカーにトルエンなどの原材料を直接供給する仕組みを設ける方針ですが、石油元売りの現場は『どうやるの?』と困惑しきり。ナフサの供給不足を『目詰まり』と言い続けているためにムリが生じています」

 やがて原油・ナフサの代替調達によるコスト増も降りかかる。高市政権はいつになったら「危機管理」とやらを発揮するのか。

  ◇  ◇  ◇

 ナフサ不足で国民生活は深刻状態も……。高市政権の責任逃れの発言について関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

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