フランス極右政党を率いる「2人の女」人気の秘密と怖さ

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 フランスの広域地方行政区の地域圏議会選挙で大躍進を遂げた極右政党・国民戦線。同選挙は比例代表制だが、極右の国民戦線の得票率はナント、全体の28%。サルコジ前大統領率いる最大野党・共和党は27%、オランド大統領の与党・社会党は23%で国民戦線がハナをあかした。

 全13選挙区中6選挙区で第1党となった国民戦線の党首マリーヌ・ルペン(47)は、「愛国者をあざむく政治階級に背を向けることを呼びかける」とイケイケだ。

 ルペンといえば、父親もそうだったが過激な言動で知られる。なのにここまでフランス国民を引きつける理由は何なのか。

「2011年に父・ジャンマリ氏からの推薦を受け国民戦線の党首に就いたマリーヌは、古い右翼的な政策を取らず、聞き心地の良い政策を訴え、フランス国民から支持を得ています。名門のパリ第2大学出身の弁護士ということもあり、相当、弁が立つ。難民政策について、『難民にテロリストが交じっているから、地元に送り返すべき』『難民が低賃金労働者となり、国民の仕事を奪っていく』と発言の内容は過激ですが、語り口はあくまでソフト。パリでのテロの影響に加え、経済が上向かない社会情勢が彼女が支持される土壌になっている側面があります」(国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏)

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