ジョコから金星のダニエル太郎 ストレート負けで3回戦敗退
大物食いの勢いはあっさりと止まった。
男子テニスのBNPパリバ・オープンは13日、シングルス3回戦を行い、世界ランク106位のダニエル太郎(25)は同47位のレオナルド・マイエル(30=アルゼンチン)にセットカウント0―2のストレート負け。4大大会に次ぐ格付けの「ATPマスターズ1000」で初の16強入りはならなかった。
2回戦で元世界1位のジョコビッチから金星を挙げたダニエル。フルセットの死闘の疲れもあったのか、プレーに精彩を欠き、第1セットは1ブレークを許して落とす。
第2セットは逆を突くショットに揺さぶられ、第1ゲームから5連取される。第6ゲームをキープして一矢報いたが、最後は相手の鋭いサーブに対応できず、わずか1時間15分でコートを去った。
今大会は予選から勝ち上がってきたダニエル太郎だが、ついに3回戦で力尽きた。