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菅谷齊東京プロ野球記者OBクラブ会長

1943年、東京都生まれ。共同通信社でV9時代の巨人をはじめ、阪神などを担当。1970年代からメジャーリーグも取材した。野球殿堂選考代表幹事を務めたほか、三井ゴールデングラブ賞設立に尽力。現在は東京プロ野球記者OBクラブ会長。

「1位得票の価値が低すぎる」の声が噴出 トップの鹿取義隆が落選したMVP事件

公開日: 更新日:

 このオフ、ドジャース大谷翔平が受賞した3年連続4度目となるMVP。文句なしの「満票」だったが、ヤンキースのアーロン・ジャッジが栄誉に浴したア・リーグは接戦だった。

 大リーグMVPは記者30人が投票し、1位票に14ポイント、2位票に9ポイントが与えられる。その結果、ジャッジは1位17票、2位13票を獲得し、計355ポイント。次点のマリナーズのカル・ローリーは1位13票、2位17票の計335ポイントで涙をのんだ。

 この記者投票、日本では思わず「?」とクビをひねってしまう珍事件が起きている。1位投票を最も多く得票した選手が落選したのである。

 1987(昭和62)年のセ・リーグだ。王貞治監督が率いて4年ぶりに優勝した巨人の選手が激しい争いを演じた。

 記者投票数227票。1位5点、2位3点、3位1点の結果を見ると……。

①山倉和博(捕手)
1位67票、2位61票、3位47票=565点

②鹿取義隆(投手)

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