「新天地」江波戸哲夫著

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 太平電機の真崎直人は知り合いの社長に、韓国のトムスン・グループのオーナーの娘婿と引き合わされた。「ゼロ反射フィルム」の開発をめざす真崎を引き抜こうというのだ。今まで「技術開発こそ太平電機の生命線だ」という会長の下で「低反射フィルム」の開発までこぎつけたのだが、会長が倒れてからは経営陣の方針が変わった。真崎はトムスン化学に移って開発を続けることを決意する。名もパク・ミンギと変えて新しい職場に溶け込もうとするが、部下のチャンは真崎の指示に従わない。

 長年、産業界、経済界を取材してきた著者が、韓国のサムスン電子をモデルに、異文化のなかで戦い続けた技術者を描く。(講談社 1750円+税)

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