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「東芝 大裏面史」FACTA編集部著

 2006年、東芝は米国の原子炉メーカー、ウェスチングハウスを約54億ドルで買収した。ライバルの三菱重工と違って加圧水型炉の蒸気発生器の技術をもたない東芝が巨額の買収に踏み切ったのは、当時、経産省が原発輸出で国を繁栄させる〈原発ルネサンス〉という政策を取っていたからだ。

 だが、3.11の原発事故などで東芝は経営危機に陥った。それなのに上場廃止もしない背景には、日米原子力協定がある。この協定により、核拡散防止条約締結国である日本が非核兵器保有国であるのにプルトニウムを貯蔵できるのだが、来年はその協定の期限を迎える。

 東芝と経産省の癒着の実態に肉薄する一冊。(文藝春秋 1500円+税)

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