安定感で出演急増 石野真子が手にした“母親役女優”の称号

公開日: 更新日:

 あちこちでキャスティングされるのは、高い演技力はもちろん、自然体でいい年のとり方をしているから。無理に若作りしないあたりが、勘違いした美魔女とは違う。

■80年代デビュー組の魅力

 元日本テレビのプロデューサーで、現在は「めざましどようび」などを手がける村上和彦氏が言う。

「彼女は制作陣が求めていることを熟知しているし、それを表現することもできる。平たく言えば、安定感があるんです。これは堀ちえみ井森美幸森口博子島崎和歌子といった80年代デビュー組にも共通しますね。みんな自分の役回りを理解しています。しかも、業界歴が長いので、世間の人々からも認知されている。一定のキャラクターを確立した強みがあるのです。特に、彼女たちの若い頃を知る40~50代は、人生をともに歩んできたという親しみから、応援したいという気持ちが湧く。これは大きいと思います」

 プライベートでは長渕剛を含めて2度の結婚と離婚のほか、相手の妻公認の不倫劇で世間を騒がせたことも。私生活のほうは安定感にかけるが、そこもまた多くの人に「応援したい」と思わせる魅力なのかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議