『バチェラー6』第1話 正直レビュー。令和の王子・久次米さんにドキドキが止まらないのだが。恋リア界隈のネットワークって何なの?
ついに始まりました、待望の『バチェラー・ジャパン』シーズン6! シリーズの大ファンである筆者が、第1話を、正直にレビューしていきます。
発表直後から話題ですが、今回のバチェラー、久次米一輝さんは正真正銘の御曹司ということで、歴代最強バチェラーの呼び声も高いです。おまけに甘いマスクで、「令和の王子様」という二つ名を手にしました。
そんな久次米さんの紹介VTRから本編は始まるのですが……あれ? ちょっと緊張されている……? 話し方や表情が、全体的にぎこちないというか、ちょっと固いような。本当に、最近発掘された新しいバチェラーであるという証拠ですね!
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この最強バチェラーに、14名の女性たちがアプローチします。さっそくバチェラーとの初対面ですが、ひときわ目立っていた人がいました。元エンタメ系IT企業勤務の辻󠄀本菜々子さんです。
自己紹介が100点満点の女、辻󠄀本菜々子
久次米さんと94年の東京生まれという共通点を見つけ盛り上がり、持参したステンドグラス風の切り絵を見せて、自分が思う理想の愛を語ります。そして切り絵にはさりげなく、海とサンセットを盛り込み、「海辺でデートしたい」ことをアピール。自己紹介として100点満点じゃないですか?
辻󠄀本さん、フワフワそうに見えて、話すのが上手だし戦略家。そもそも、バチェラーに出演するために仕事を辞めているので、気合いの入り方が半端ない。カクテルパーティーでも、まっさきに2ショットに誘う積極性もあり、今後が非常に楽しみな一人になりました。
インタビューカットなど多めに使われていたのを見ても、本命な気がします。最後の3人に残ると勝手に予想。
スピードスタートを切った最年少・小田美夢
もう一人、勢いを感じたのが、参加者最年少、雑誌編集アシスタントの小田美夢さんです。小田さんは、インタビューで早くも“久次米さんが好き”と発言。初対面では、手作りのバスボムをプレゼントし、「私はずっと一輝さんに対して、純粋で純真な気持ちで向き合い続ける」と言ってのけました。
初対面ではだいたいの人が、「このあとたくさん話したいです」とローズセレモニーへの意気込みを語るところ、小田さんだけすでに告白して、「私の気持ち、わかってるよね?」というスタンス。一人だけ三話目。非常に良いです。
みんな、小田さんくらいスピードスタートでもいいんじゃないか? 小田さんも、最後の3人に残ると予想!
恋リア界隈のネットワークって何なの?
そして今回も参加者の中に、バチェラーと元々の知り合いという方が。インバウンドビジネス企画開発の石森美月季さんです。MC陣もコメントしていましたが、恋リア界隈のネットワークって、一体なんなんでしょうか?
出演者同士が、かねてからの知り合いというケースが本当に多いですよね。どこに行ったらその界隈に入れるのですか?
それはさておき、石森さんは、久次米さんの“仲の良い方の友達”なのだそうです。それにしては、なんだか微妙な距離に感じました。恐らくですが、久次米さんの元カノの友達とかなのでは? あるいは、久次米さんの友達の元カノが石森さん。であれば、あの気まずい空気も納得です。
あくまで個人的な推理であり、なんの根拠もありません。ただ、カクテルパーティーでの2ショットを見ても、恋愛に進む雰囲気がまったく見えてこない。お互いなんとも思ってなさそうなので、石森さんは早めに脱落しそうな気がしてます。
久次米さん、小芝居なしは好感度高いよ
カクテルパーティーでは、みんな順番を守り、久次米さんが話したい人を優先する動きが見られました。今回の参加者たち、非常に協調性のあるタイプのようです。
なお、ここでも輝いていたのが、辻󠄀本さんと小田さんでした。決して二人を、えこひいきしているわけではありません。ただ現状、ストレートに愛情をぶつけているのが、この二人しかいない! 全員スロースターターすぎないか!? 見ていてちょっとヤキモキしました。
あるいは、令和の王子様に本気だからこそ、みんな上手くアピールできていないのか?
そんなわけで私はてっきり、辻󠄀本さんか小田さんにサプライズローズが渡されるかと思ったのですが、選ばれたのは、元メーカー営業の西川歩希さんでした。久次米さんは話すのが苦手らしいので、西川さんみたいに、笑顔でどんどん喋ってくれる子が刺さったのかもしれません。
なお、過去シーズンではサプライズローズを渡すとき、「ちょっとお酒持ってくるから、待っててね」という、バレバレの小芝居がお決まりでしたが、今回はそれがなくてよかったです。久次米さんのそんな小芝居見たくないし、多分本人もできないとわかっていると思います。
みんなガンガンスピード上げてこうよ!
残念ながら、第1話で脱落したのは、医師の酒井愛里寿さんと、ファスティング指導士の松本在さんでした。酒井さんは、久次米さんと同業ということで、2ショットに指名され、話も弾んでいたのに、まさかの初回落ち。本人もローズをもらう気満々だったので、さぞ驚いたことでしょう。
ただ、「バチェラー4」でも黄皓さんが、同じ経営者の女性をあっという間に落としていたので、同業者は難しいのかもしれません。
初回のカクテルパーティーだからなのか、個人的には「みんな大人しいな!?」という印象の第1話でした。マクファー(バチェロレッテ2)や、あずあず(バチェラー2)みたいなキャラって、大事なんだなと思いました。
とはいえ、女性陣もまだ本気を見せていないだけかもしれません。2話目以降は、もっと激しい久次米さんへの熱烈アピールを期待したいです!
『バチェラー・ジャパン』シーズン6概要
配信開始日:2025年6月5日(木) 20時より独占配信開始
話数:全9話
6月5日(木)20時 第1話-第4話
6月12日(木)20時 第5話-第7話
6月19日(木)20時 第8話-第9話
製作:Amazon
©2025 Warner Bros. International Television Production Limited. All Rights Reserved
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『バチェラー・ジャパン』6代目バチェラープロフィール
久次米 一輝(くじめ かずき)
30 歳・東京都出身・医師。趣味はランニング、バイクツーリング、ドライブ。10代でイギリスに留学。順天堂大学医学部を卒業後、 順天堂大学医学部附属順天堂医院で初期臨床研修を修了し、形成外科に入局。現在は、父が理事長を務める共立美容外科に入職。
(中村未来/ライター)