国民民主党の凋落が止まらない…東京都議選の目標議席「11→5」にシレッと“下方修正”の哀れ
どこまで落ちるのか。
党勢好調だった国民民主党の政党支持率が急落している。ANNの世論調査(7、8日実施)では、前回5月調査から4.2ポイントも下落し7.5%。JNNの世論調査(5月31日、6月1日実施)でも前月比3.4ポイントのマイナスだった。
原因は、過去に不倫スキャンダルを報じられた山尾志桜里元衆院議員を参院選の比例代表に擁立したり、玉木雄一郎代表が備蓄米を「餌」と言い放ったことだとみられている。支持急落を肌で感じているのだろう、党幹部は都議選(13日告示.22日投開票)の目標をシレッと“下方修正”していた。
「国民民主は現在、都議会に議席がなく、幹部は、獲得議席の目標を『11』としてきました。都議会では所属議員が11人以上いないと、会派単独で議案を提出することができない。そのため『11』としたわけですが、これは控えめな数字で本音は『20前後はいける』でした。ところが、7日付の日経新聞のインタビューで礒崎哲史都連会長が『まずは5議席の獲得を目指したい』と発言していました。一応『11人も目安だ』とも言っていますが、随分と弱気になったなあという印象。11議席が危うくなってきたから、ハードルを下げたのでしょう」(都政関係者)