“専業主婦=ラクそう”だと思ってない? 当事者が語るしんどすぎる実態「離婚したくてもできない…」
ラクだと思ったら大間違い! 専業主婦の実態5選
「結婚したら専業主婦になりたい」と言う女性にそのワケを聞くと、「ラクそうだから」と答える人が一定数いますが、果たして本当にそうなのでしょうか? 今回は専業主婦の実態に迫ります。
専業主婦の方に、悩んでいることや大変なことをうかがいました。これを見て「それなら働きに出たほうがいいかも…」と考えが変わる女性もいるかも。
1. 親戚の集まりなどは回避できない
「夫は元々地方の人で、義実家では昔ながらのしきたりや親戚の集まりがよくあります。なのでお正月やお盆はもちろんのこと、GWや年越しも義実家へ行かなければなりません。
私は専業主婦だから『仕事で行けない』って断ることもできなくて、必ず参加しなければならないんです。それが地味に苦痛ですね」(38歳・東京都)
義実家との付き合いを嫌がる女性は多いですが、専業主婦だと仕事を理由に断れないのがネックだそうです。
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2. PTAの役員を任せられる
「どこも共働きで、専業主婦の人って少なくなってるじゃないですか。だから子どものPTAの役員を毎年のように任せられるんですよね。『〇〇さん専業主婦なんだからできるよね?』って。
子育てに関して夫も私に丸投げで無関心。お父さんたちが参加する運動会の種目や行事もすべて私がこなしてます」(41歳・兵庫県)
夫も周りも「専業主婦なんだからできるでしょ?」と押し付けてくるそう。人を束ねたり、人前でなにかすることに抵抗があったりする女性はつらいかもしれませんね。
3. 離婚できない
「つい最近、夫の不倫が発覚したんですよね。でも私は専業主婦で収入ゼロ。子どもが2人いるので離婚したくてもできないんです。
腹が立って夫にいろいろ言っても『嫌なら離婚すれば?』と逆ギレされて終わり。なにもできないのが悔しいです」(44歳・福島県)
夫に裏切られたものの、無収入では離婚できないため必死に耐えているとのこと。不倫夫から「どうせ離婚できないだろう」と思われるのはシャクですね。
4. ゆっくりしている時間はない
「夫の希望で専業主婦になったんですけど、ゆっくりしている時間はないですよ。外食は嫌みたいなので、お弁当込みで3食の食事の準備。栄養バランスを考えなければならないし、同じメニューは1カ月につき2回までって決められているんです。
もちろん家事も完璧を求められますね。家をモデルルームのように維持しないといけないので、毎日クタクタですよ」(40歳・福岡県)
もしあなたの彼氏が「専業主婦でいてほしい」と言っているなら注意! 「俺が快適に過ごせるよう完璧なサポートをせよ!」なんて意味かも。
5. 下に見られる
「夫は専業主婦の私を完全に下に見ていますね。いわゆる『誰のおかげで飯が食えてるんだ!』って感じのモラハラ夫です。昔はそんなんじゃなかったんですけどね…。専業主婦になってからそうなりました」(43歳・愛知県)
このような声は多くありました。専業主婦の妻をもつ夫はモラハラ化しやすいのでしょうか?
専業主婦だからこそ求められることがある
「専業主婦なんだからコレできるでしょ!」と、夫や周りから求められるケースが多いようですね。また、いざというとき「離婚できない」「意見が言えない」なんて場合も少なくありませんでした。
そう考えると、専業主婦も決してラクではありません。肩身の狭い思いをしたり完璧を求められたりと、専業主婦ならではの苦労がありそうです。