父の死去で長嶋一茂は“天然キャラ”封印…KY発言に噛みつく「不謹慎警察」のエジキになる恐れ

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 SNSにはさまざまな“警察”が潜んでいる。コロナ禍の時の“マスク警察”とか、ドラマの無理な設定などに難癖をつける“ありえない警察”なんかもそうだ。テレビ制作会社APがこう言う。

「刑事ドラマの“ありえないシーン”にイチャモンをつけられるぐらいは《話題にしてくれてありがとう》ぐらいのものですが、厄介なのが“不謹慎警察”です。芸能人のうっかり発言に《不謹慎だ!》と噛みつかれると、今どきはタレント生命を脅かすぐらい大炎上することもありますからね」

 歌手の和田アキ子(75)ほどの“大御所”でも失言が許してもらえない厳しい時代だ。「それでまさに今、業界内で心配されているのが一茂さんなんです」と前出のテレビ制作会社APはため息をつく。人気タレントの長嶋一茂(59=写真)のことで、偉大な父、巨人長嶋茂雄終身名誉監督(享年89)が6月3日に亡くなった。

「一茂さんはお坊ちゃん育ちの天然キャラ、ストレートな物言いとか“KY発言”で、今や年収6億円とも言われる売れっ子ですが、喪が明ける1年ぐらいは天然キャラを“封印”しないと、いつどこで《父親が亡くなったのに不謹慎だ!》と炎上するか分からない。制作サイドもビビっています。もちろん今は傷心で、一茂さん本人もテレビに出られるような状況じゃないでしょうが、すでに収録済みの番組もありますからね」(前出のテレビ制作会社AP)

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