中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

公開日: 更新日:

 元SMAPのリーダーで人気タレントだった中居正広氏(52)が無一文になる可能性が出てきた。

 6月5日、フジテレビの親会社であるフジ・メディア・ホールディングスは、フジテレビの港浩一前社長、大多亮前専務に対する法的責任を追及することを決め、提訴の準備に入ったことを発表。港前社長と大多前専務をめぐっては、中居氏が元フジテレビの女性アナウンサーに対する「性暴力」を認定した第三者委員会の調査により、一連のずさんな対応が明らかにされていた。

「2人は元女性アナから性加害の訴えを聞いていたにも関わらず、事実を隠蔽し握り潰したわけです。上場企業としてガバナンス不全が露呈した最悪のケースです。驚くのはリスク管理の仕組みがあったにも関わらず無視したことです。この非常識な脱法行為が現在もスポンサーがフジに対し出稿しない理由になっている」(スポーツ紙芸能担当記者)

 しかし、第三者委が中居氏による性加害問題を明らかにして、旧経営陣らが一掃され再生プランが発表された今も、スポンサーの復帰率はわずか3割弱に留まっている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった