広瀬アリス、好感度急落しても「ジャニ喰い」を止めないワケ。オタク女子への幻想をぶっ壊す刺客なのか?

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コクハク

元KAT-TUN・赤西仁との熱愛報道

【「残念プロフェッショナル」の流儀】

 先月、「女性セブン」にて元KAT-TUNの赤西仁との交際が報じられた広瀬アリス。彼女の元彼と言えば2022年に熱愛報道が出たSUPER EIGHTの大倉忠義であり、旧ジャニーズ事務所にいたアイドルが続いたため、「ジャニ喰い」のイメージが付いてしまいました。

 そんな広瀬アリスについて、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地さんはどういった見解なのでしょうか。

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  ◇  ◇  ◇

広瀬 アリス(俳優、30歳)

アニメオタクアピールをしていた
 アニメ好きのオタクであることを公言していた広瀬アリス様。特に声優・花江夏樹さんが担当した『東京喰種』のキャラクターを推していることもあり、花江さんの熱狂的なファンとしても知られています。

 しかし、世間にアニメオタクというイメージが浸透し同性人気も高まっていたものの、2連続で旧ジャニアイドル(元アイドル)との熱愛が発覚したため、好感度が急降下。アリス様に対してSNSなどでは、「がっかり」「タチ悪い」「許せない」といったネガティブな声が噴出。“←今ここ”なのです。

 アリス様を批判する一般の方々は、彼女のアニメオタクという属性から、三次元(生身の人間)にあまり興味がなさそうとか、恋愛では見た目(顔)を重視しなさそうとか、そういった先入観を持っており、裏切られた気分になっているのかもしれません。

広瀬アリスが教えてくれたこと

 けれどアリス様は今回の赤西さんとの熱愛で、我々にたくさんのことを教えてくれました。

 まずアニメキャラや花江夏樹さんにキャーキャー言っていたのは、別に彼女がウソをついて演じていたというわけではないはず。アニメが趣味であれば“推し”の対象が声優になることはなんら不思議ではありません。

 “趣味と恋愛は別物”というのは、ごくごく当たり前のこと。アニメ好きだからといって、生身の超絶イケメンを好きになっちゃいけない理由なんてありません。そんな至極当然のことをアリス様は教えてくれているのです。

「結局、ツラ(顔)が良いのが正義」

 ほかにもアリス様は我々に、“結局ツラ(顔)が良いのが正義”という現実も教えてくれたわけです。

 恋愛において“性格が良い”とか“話が合う”とか“趣味が同じ”とか、そういう要素も恋人選びのポイントになるのでしょう。……が、けっきょくアリス様ほどの美女が付き合うのは、思いっきりツラの良い男だったというわけです。

 ちなみに、アリス様が顔だけで男を選んでいると言いたいわけではないし、今彼の赤西さんや元彼の大倉さんの性格が良くないと言いたいわけでもありません。きっと赤西さんや大倉さんは性格も良い超絶イケメンなんです。

恋愛のきれいごとを払拭するプロ

 つまり、アリス様レベルの女性と付き合うには、“性格が良い”というのは必要最低限の条件でしかなく、けっきょくツラも良くないと恋愛対象にならないという話なのではないでしょうか。

 そう、アリス様は“恋愛のきれいごとを払拭するプロフェッショナル”だったのです。

 やさしく誠実で心が清らかな男性なら美女と付き合える――な~んていうのは幻想である、と。

 僕は性格が良いからかわいいオタク女子がいつか勝手に好きになってくれるかも――な~んて夢をいつまでも見てんじゃねぇ、と。

 “性格が良い”だけで美女と付き合えるほど世の中は甘くない。

 “性格が良いイケメン”じゃないと美女とは付き合えない。

 アリス様は大衆が妄信している恋愛のきれいごとをぶっ壊して、“ツラが正義”というどストレートな現実を、我々に教えてくれたプロフェッショナルなのです。

(堺屋大地/コラムニスト・ライター・カウンセラー)

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