アジア大会32年ぶり日本開催で盛り上がる名古屋は、PR大展開で「世界的知名度の低さ」脱却なるか…思い出される1988年の屈辱
9月19日、愛知・名古屋で第20回アジア競技大会が開幕した。日本での開催は1994年の広島大会以来32年ぶり。45の国と地域が参加し、43競技469種目が行われる大規模な国際大会だ。
これに伴い地元では、空の玄関口となるセントレア(中部国際空港)や、街の玄関口となる名古屋駅で、大会に合わせた装飾やPRを展開。さらに市営地下鉄の車内や改札でも広報活動を行い、大会の盛り上げと、名古屋の知名度アップに力を入れている。その背景にあるのが、海外における名古屋の知名度の低さだ。
名古屋は人口約230万人を抱え、東京、大阪と並ぶ日本の代表的な都市。トヨタ自動車をはじめとする製造業の集積地として、経済面で国内外に大きな存在感を持ち、鳥山明、イチロー、藤井聡太、浅田真央など、多彩な人材も輩出している。しかし、「NAGOYA」の海外での知名度は驚くほど低い。愛知県出身の全国紙記者T氏(50代/男性)は、こう語る。
「私は記者として欧米数カ国に駐在しましたが、現地の人々は東京、大阪、京都、広島あたりは知っていても、名古屋は怪しい。『TOYOTAは名古屋の会社だ』と説明すると、TOYOTAは100%知っていますが、名古屋は“聞いたことがある”というレベルで、何があるかまで答えられる人はまずいません。名古屋市は人口が200万人以上の人口規模でありながら、こんなに知名度が低い街はなかなか思い浮かびません」

















