アジア大会32年ぶり日本開催で盛り上がる名古屋は、PR大展開で「世界的知名度の低さ」脱却なるか…思い出される1988年の屈辱
その後、2005年に愛知万博(愛・地球博)が開催され、こちらは無事に成功。その後、名古屋ウィメンズマラソンなどのスポーツイベントも開催されているが、今回のアジア大会は愛知万博以来のビッグイベントと言っても過言ではない。それゆえに気合の入り方も並大抵ではないのだ。
■ドラゴンルート人気インバウンド需要が急増
さらにこういった機運を後押しするのが、国内外からの宿泊需要の増加だ。2010年代から外国人観光客の間では、名古屋・高山・白川郷・金沢を結ぶ“昇竜道(ドラゴンルート)”が人気を集め、すっかり定番ルートとして定着した。味噌カツ、手羽先、ひつまぶし、きしめん、どて煮、台湾ラーメン、あんかけスパゲティなど、独自色の強いメニューも人気を博している。
TBSは「アジア48億人の頂点へ」というフレーズを用いて、今回のアジア大会を大々的にPRしている。もちろん48億人すべてが大会を見るわけではないが、アジア最大級の国際総合スポーツ大会で「NAGOYA」という地名が発信される意義は大きい。
足元ではリニア中央新幹線の開業延期という暗い材料もある名古屋だが、産業、食、観光、文化、そして世界で活躍する人材など、発信できる材料は少なくない。今回のアジア大会は、名古屋が持つ魅力をアジア48億人に発信し、都市としての存在感を高める新たな機会になりそうだ。

















