9月に入っても全国各地で連日“大雨ラッシュ”のナゼ…10月も台風来襲で大荒れの恐れ
「秋の長雨」とはいうものの、大雨が降るペースが尋常じゃない。一体、いつまで続くのか。
14日は東北を中心に、東海から九州にかけて雨となった。中でも、秋田県は激しい雨に襲われた。
秋田市では一時「レベル4土砂災害危険警報」が発令され、秋田市仁別では午前9時前までの1時間降水量が69ミリに達し、9月の観測史上最大を更新した。他にも、岡山市や愛媛県今治市、兵庫県赤穂市などに、「レベル3大雨警報」が発表された。
先月は千葉豪雨のほか、北陸地方が記録的な豪雨で被害を受けた。今月になっても、その勢いは止まらない。
8日に東海地方を襲った記録的大雨では、名古屋市で午後5時前までの1時間降水量が104.5ミリと、観測史上最大を記録。愛知県と岐阜県を流れる庄内川では「レベル5氾濫特別警報」が発表され、名古屋市周辺では道路冠水やアンダーパスの浸水などの被害が多発した。
一体なぜ、この時期まで大雨が降り続けるのか。三重大大学院教授の立花義裕氏(気象学)は「名古屋の大雨も、北陸の豪雨も、どちらも原因は同じです」と、こう続ける。
「日本列島に前線がウロウロと停滞し、そこに暖かく湿った空気が流れ込むことで、大雨を降らせています。今年は日本付近の海面水温が、観測史上で歴史的な高さを記録している。海水が高温のため、大気中の水蒸気量が増え、従来よりも前線に雨の燃料が供給されているのです」
秋雨前線が日本付近に停滞するのは、例年だと10月上旬~中ごろまでだが、今年はいつまで居座るか不透明だ。

















