マエケン シート打撃でやっと新球手応え「試合で使える」
ドジャース・前田健太(28)が8日、シート打撃に登板。実戦を想定したマウンドで3回、40球を投げ、安打性の当たりは3本に抑えた。
今季から取り入れているカットボールを多投。新球の制球、キレとも抜群で、マイナー選手から空振り三振を奪うなど、上々の仕上がりぶりを披露した。
前回4日のカブス戦ではカットボールの制球が定まらずに「心が折れる球」と話した前田。新球に手応えを掴んだ様子で「(精神的に)立ち直れた。感覚も良くなっている。制球と精度を上げれば試合でも使える」と笑顔を見せた。
前田は13日のエンゼルス戦にオープン戦3度目の登板が予定されている。
ヤンキース・田中は11日のタイガース戦に備え、ブルペンで29球を投げた。