キューバ戦で美技 広島・菊池はメジャーなら5年30億円も

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「いまはメジャーもいい二塁手が少ない。守備力は際立っているし、脚力もある。ア・リーグ東地区の強豪はすでに、彼の名前を獲得したい選手のリストの上位に入れていると聞きました」

 東京ドームのネット裏で、ナ・リーグ東地区球団のスカウトがこう言った。「彼」とはWBC日本代表の二塁手・菊池涼介(26)のこと。「もう少し打撃を磨き、積極的に盗塁すれば、メジャーの評価はいま以上に上がる。かつてマーリンズの二塁手として盗塁王を2回、ゴールドグラブを3回受賞したルイス・カスティーヨのような選手になる可能性を秘めている」と言うのだ。

 WBC日本代表の開幕戦となった7日のキューバ戦。立ち上がりの重苦しい空気を吹き飛ばして、チームに流れを引き寄せたのは菊池の超美技だった。

 初回、先発の石川は松田の失策などでいきなり無死一、二塁のピンチを招く。続く3番・元巨人セペダの当たりは一、二塁間への強烈なゴロ。菊池はスライディングしながら捕球すると、体を素早く反転させて二塁へ矢のような送球、併殺を完成させた。

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