「重力波 発見!」高橋真理子著

公開日:  更新日:

 1916年にアインシュタインは一般相対論の論文の中で、重力波の存在を予言した。

 重力波とは「時空の歪み」を伝える波で、重力波を解明できれば宇宙の成り立ちが理解できる。だが、重力波の検出法は見つからない。

 79年、アメリカで重力波を検出できる干渉計(LIGO)の実験がスタートし、2004年に東大の研究者、河邊径太が参加する。10年に重力波らしい信号をキャッチするが、それは偽信号だった。LIGOのグレードアップの工事後の15年、ならし運転のさなかに理論予想にどんぴしゃりの信号が! あらゆる検証を経て、翌年「重力波発見」が宣言されたのだった。

 重力波と時空間の本質を分かりやすく説明する。

 (新潮社 1300円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    M4~5級が異例頻発…南海トラフ地震「1~2年後」と専門家

  2. 2

    外国人技能実習生「怪死」にチラつく“反社会的勢力”の影

  3. 3

    キンプリ早くも「嫌いなジャニーズ」に…なぜアンチ多い?

  4. 4

    難役を次々好演…林遣都は主役を光らせる最高の助演男優

  5. 5

    志村けんの「酒・カネ・オンナ」68歳の優雅な独身貴族生活

  6. 6

    長谷川博己と破局報道 鈴木京香「もう育てきった」の真意

  7. 7

    セクゾ松島もパニック障害…ジャニーズで病欠が相次ぐワケ

  8. 8

    日ハムと巨人では“雲泥の差” 注目2球団補強の中身と狙い

  9. 9

    13勝左腕ガルシアと破談…怒り心頭の中日が疑う“巨人の影”

  10. 10

    肺病の赤ん坊に客が1stクラスを 母親の感謝投稿に圧倒共感

もっと見る