「イスラム流 幸せな生き方」常見藤代著

公開日: 更新日:

 イスラムというと、豚肉はダメ、酒もダメと厳格な「コーランの教え」に縛られた不自由な国というのは間違いという。

 例えばラマダン=断食月。約1カ月間断食するというが、それは昼間だけの話で、日が沈めば飲み食いもセックスもOKなのだ。日没後に家族そろって食べる食事「イフタール」には普段よりごちそうが並び、昼間、食事を抜いた分だけおいしいのは当然で、ラマダンのおかげて逆に太ってしまった人もいるくらいだ。

 生涯に一度はメッカ巡礼が義務付けられているというのにも、ちゃんと抜け道が用意されていて、行く義務があるのは旅費を出せる人だけでよく、旅費を払って「代理巡礼」してもらうこともできる。イスラムの人々を撮り続けて20年になる著者が、コーランを生きるルールとしているアラブの人々の本当の暮らしぶりを伝えるエッセー。

 (光文社 1500円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  2. 2

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  3. 3

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  4. 4

    小泉防衛相が大炎上! 自民党大会での自衛官の国家斉唱めぐり言い訳連発、部下に責任転嫁までするツラの皮

  5. 5

    「練馬ショック」に自民党は呆然自失…高市首相で東京の首長選2連敗の大打撃

  1. 6

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  2. 7

    木下グループにアスリート殺到 「社長自腹4000万円」だけじゃない驚きのサポート体制

  3. 8

    米イ対立に出口見えず…トランプ大統領“ホルムズ逆封鎖”で「住宅クライシス」が日本に忍び寄る

  4. 9

    和久田麻由子アナがフリー転身 NHK出身者に立ちはだかる“民放の壁”と参考にすべき「母校の先輩」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋