「お隣りのイスラーム」森まゆみ著

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 イスラム教徒がラマダンに断食をすることは知られているが、ラマダンとは断食そのものを指すのではなく、ヒジュラ暦の第9月のこと。大塚モスクの事務局長のハールーンさんは、ラマダンがいつ始まるのかというイスラム教徒からの質問に答えるため、池袋のサンシャイン60に上って新月を確認するという。ラマダンを行うのは我慢することを覚える生き方のトレーニングなのだ。目のラマダンは悪いものを見ないこと、口のラマダンは悪いことを言わないこと。信仰さえあればラマダンは楽しいという。

 日本に住む13人のイスラム教徒への著者によるインタビューから、意外なイスラムの世界が見えてくる。(紀伊國屋書店 1700円+税)

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