「もしブラック・ジャックが仕事の悩みに答えたら」 尾﨑健一著
小売店の企画室に勤めるAさんは仕事も早く、現場からの信頼も厚い人物だったが、上司のミスを押しつけられたことで疑心暗鬼に。同僚にも責任の所在を求めるようになり、現場はギスギスし出してしまう――。そんな悩みの解決ヒントとして「ブラック・ジャック」の「笑い上戸」を紹介。ブラック・ジャックの同級生で悲惨な経験をしながらもいつも大声で笑う“ゲラ”の態度に、「感情は変えられなくても行動は選べる」と解説する。
その他、「忠告を聞かない若手に腹が立つ」「過労でもう限界」など産業カウンセラーの著者が実際に見聞きしたサラリーマンの13の悩みを、マンガ「ブラック・ジャック」の中の一話を例に悩み解決のヒントを探る。
(日経BP社 1400円+税)