元関東連合リーダー・石元太一 “獄中手記”を出版した背景

公開日: 更新日:

“半グレ”と呼ばれる暴走族グループ「関東連合」の元リーダー石元太一(32)の獄中手記が話題になっている。

 石元は2012年に六本木で起きた飲食店経営者殺害事件で傷害致死などの罪に問われ、昨年12月に懲役11年(別件の詐欺事件と合わせて)の実刑判決を下された。が、一貫して無罪を主張。

 手記には石元の事件前後の行動、仲間内の力関係、対立組織のことなどが事細かに記されている。当事者が“真相”を語ったのは初めてだけに、注目を集めているが……。

「犯行現場となったクラブ店内に入っていないにもかかわらず、傷害致死の共謀共同正犯で責任を問われるのは納得がいかないということでしょう。検察の“有罪ありき”のシナリオで裁判が進んだと非難しています。17日に東京高裁で開かれた控訴審では自身の無罪を証明する新証拠の提出を裁判長に認められガッツポーズする場面もあった。関東連合は東京のアンダーグラウンドや芸能界にも通じていたので、裁判の過程ではどんな新しい情報が飛び出すのか予測がつきません」(司法担当記者)

 主犯の見立真一は現在も海外に逃亡中。本当の意味で事件の真相が明らかになる日は来るのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」