著者のコラム一覧
長尾義弘ファイナンシャルプランナー、日本年金学会会員

徳島県生まれ。新聞・雑誌・Webなどで「お金」をテーマに幅広く執筆。著書に『コワ~い保険の話』(宝島社)、『60歳貯蓄ゼロでも間に合う老後資金のつくり方』(徳間書店)、『投資ゼロで老後資金をつくる』(青春出版社)『保険の選び方大全100』(自由国民社)。年度版シリーズ『よい保険・悪い保険』、『定年前後の手続きガイド』など多数。http://neo.my.coocan.jp/nagao/ X(旧Twitter):@neo_sigh

「NISAよりも安心で、資産運用にもなる」保険の営業担当が勧める「変額保険」は本当に得か?

公開日: 更新日:

 2024年に新NISAがスタートし、NISAを使った投資がブームになりました。一方で、「運用は苦手」「投資は怖い」という理由から、変額保険を選ぶ人も増えているようです。

 変額保険とは、株式や債券などで運用しながら資産形成ができ、さらに保険の機能も備えている商品です。保険会社にとっては利益の大きい商品でもあるため、販売には非常に積極的です。保険の営業担当者から勧められた経験がある人も多いのではないでしょうか。

  ◇  ◇  ◇

「NISAよりも安心で、資産運用にもなる」と説明されることもありますが、本当にそうなのでしょうか。

 結論から言うと、運用効率という点ではNISAの方が有利です。変額保険には運用管理費用などのコストがかかるため、純粋な運用商品として見ると効率はよくありません。保険と運用は分けた方が合理的なのです。

 では、どのくらいの差が出るのでしょうか。具体例で見てみましょう。

 30歳男性、65歳満期、月額保険料2万円、死亡保険金1155万円という変額保険を例にします。35年間払い込むと、保険料の累計は840万円になります。年3%で運用できた場合、満期時の受取額は1155万円という想定です。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  2. 2

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント

  3. 3

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  4. 4

    楽天・塩川達也監督代行とは何者か…野村克也氏から重宝された「悪く言えばイエスマン」

  5. 5

    さとう珠緒が明かす「AVオファー」「事務所トラブル」真相

  1. 6

    阿部慎之助氏の巨人監督復帰が絶望的なワケ…親会社が断固として許さない暴力行為の重み

  2. 7

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  3. 8

    中傷動画めぐり永田町で怪文書乱舞…高市首相を守る「官邸ポリス」出動も時すでに遅し

  4. 9

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  5. 10

    高市首相もう中傷動画疑惑から逃げられない…終盤国会に待ち受ける“答弁地獄”は7.17会期末まで続く