(17)やっぱりそうなのか…寂しい気持ちで病院を後にした
腰椎圧迫骨折治療のための入院から34日目(発症から50日目)、おかんを回復期リハビリテーション病棟を備えるB病院に転院させる日がやってきた。当日は兄と共に迎えに行き、車で連れて行った。
「早く良くなるためのリハビリをするところだよ。スポーツ合宿みたいなものと思えばいいよ」
何度も言い含めておいたので拒否されることはなかった。それでも「もう治ったと思うんだけどね」。
車に乗るのも手助けが必要なのに、口だけは達者なおかん。この自信が怖いのだ。
B病院回復期専用の病棟は一般病棟と違い、ベッド上で過ごしている人はほとんどいなかった。案内された4人部屋は同室の人たちがリハビリ中なのか、不在でシーンとしている。けれど、一歩部屋を出れば廊下で自主的に歩行訓練をしている人、ナースステーション前のロビーで雑談している人たちが目に付いた。
さすがリハビリ特化の病棟だと感心していると、以前の面談で会った整形外科医と看護師がやってきた。


















