ヒロシさん<5>ゴールテープの前でも力を緩めず走り続ける

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 ひとりキャンプの動画を始めたことで、営業をしなくても企業から声がかかるようになった。アウトドアメーカーからイメージキャラクターの誘いを受けたり、キャンプ関連のネタでテレビ出演したりと仕事の幅を広げている。

「サラリーマンにも当てはまるんじゃないかな。昨年、副業が解禁になりましたよね。それって、会社で一生面倒見れないからということの裏返しだと思うんです。納得した給与ももらえず、生活のために我慢して生きているのなら、例えばYouTubeや写真の投稿など好きなことの延長で1万円前後入ってくるだけでも大きい。何年も働いて基本給を上げるよりも手っ取り早いです。個人が発信できる時代になったことで年齢や立場に関係なく、みんなにチャンスが広がったと思っています」

 苦労を重ねてきたが、やりたいことを貫いて芸能界を渡っている。その原動力になっているのが、同級生の父親の言葉だ。

「小学校のとき、運動会の地区対抗リレーの予選があって、同級生の親父から、『齊藤くん(本名)は、最後まであきらめないで走り抜けるよね』って言われたんです。自分では意識してなかったけど、ゴールテープの前で力を緩めずに突き抜けて走っていたんですね。つらいときはこのことを思い出して、やりたいことを貫こうって思い直すんです」

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