話題作に続々と “54歳イケオジ”栗原英雄の努力と凄い色気

公開日: 更新日:

 劇団四季を30年以上取材し続けている演劇ライターの辻則彦氏は、栗原について「きっと今後も引っ張りだこになるかと思います」と、こう続ける。

「歌と踊りが達者なのはもちろん、せりふ術や滑舌の良さなど、“四季メソッド”をしっかりと身につけているのが強み。日本のミュージカル界では、50代でメインキャストを張れる男性俳優さんがそう多くない。栗原さんは50代に入り、これまでの力量に加え、積み重ねた人生経験があることでさらに演技に深みが増し、引き出しも多くなった。真田丸出演の際に始めた乗馬は今も続けていて、それは『いつまた時代劇でお呼びがかかってもいいように』という気持ちの表れでもあるでしょう」 

 また、映像出演も積極的で、12年公開の藤井道人監督の映画「けむりの街の、より善き未来は」にも出演。藤井監督といえば、今年公開されて話題を呼んだ映画「新聞記者」がある。 

「栗原さんは出演する作品が大作、話題作かというよりも、実力ある人たちと共に仕事をしていく、という思いが強いようです。芸能界では遅咲きともいえますが、焦らず努力を怠らずに一歩一歩進む感じがいいですよね」(辻則彦氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷が佐々木朗希への「痛烈な皮肉」を体現…耳の痛い“フォア・ザ・チーム”の発言も

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い

  4. 4

    (1)身内すらも“監視し欺く”情報統制…機密流出犯には厳罰、まるで落合博満監督のよう

  5. 5

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった

  1. 6

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    公明党が自民党総裁選に異例のドーカツ…「ポスト石破」本命の高市早苗氏&小泉進次郎氏に影落とす

  5. 10

    ぐっすり眠りたければ寝室のエアコン設定を25度超にしてはいけない