著者のコラム一覧
溝口敦ノンフィクション作家、ジャーナリスト

1942年7月5日生まれ。早大政経卒 徳間書店、博報堂勤務を経て、フリージャーリストに。暴力団や闇の世界に深く食い込んだド迫力ルポには定評がある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞受賞、日本ジャーナリスト会議賞受賞。『暴力団』(2011年)がベストセラーに。

暴力団幹部は匿流・闇バイトをどう見ているのか(下)「我々はワクチン、必要なときは使ってほしい」

公開日: 更新日:
ミャンマーから詐欺に関わったとみられる多数の中国人容疑者が送還された(C)新華社/共同通信イメージズ

 国際化する特殊詐欺。得体の知れない中枢に雇われた闇バイトの実行役が日本社会の安全性を壊している。その中枢には半グレもいれば、外国人もいる。タイ国境に近いミャンマー東部に展開する特殊詐欺グループの摘発は、その闇の深さを浮き彫りにした。関東の広域暴力団首脳はこうした犯罪を外部から混… 

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