巨人・秋広優人の「不可解な一軍昇格」はショーケース? トレード獲得狙う他球団に波紋広がる
2日のDeNA戦が雨天中止となった横浜スタジアムに、巨人の秋広優人(22)と重信慎之介(32)が合流した。
秋広は二軍戦で25試合に出場して打率.157、2本塁打、5打点。重信は19試合で打率.139、1本塁打、3打点。2人ともパッとしない成績ながら、4連勝中と好調な一軍からお呼びがかかった。
走って守れる重信はベテランの域に入ってきたとはいえ、以前からトレードの打診が多い選手。一方で背番号55の秋広は「松井秀喜の後継者」という期待感が失われつつある。
さる球界関係者がこう言う。
「二軍戦でもサッパリな秋広を一軍に上げる理由が見当たらない。一軍メンバーだったオープン戦でサヨナラ打を放った際に阿部監督は『生涯で打てる本数は決まっている。また1本減ったな』と褒めることはせず、その後『そろそろ潮時かな』と二軍行きを命じた。自身の二軍監督時代から面倒を見ているため、ことのほか厳しいのはあるにせよ、最近は強化指定選手から外したかのように冷たく突き放している。他球団の編成担当者が『もったいない』と新しいジャイアンツタウンで、二軍戦をチェックしているだけに、ショーケースと勘繰りたくはなります」