松原のぶえさん「腎臓をくれた事務所社長には本当に感謝」YouTubeで歌唱指導も

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 移植後、約3週間で復帰。コロナ前までは年間約60本のコンサートを行うほか、“プロの卵”らに歌唱指導もしていたという。

「移植手術で右の下腹部を20~30センチ切ったので、最初はお腹に力を入れて歌うのが怖くて、『もしかしたら以前のようには歌えないかもしれない』と思ったんです。これから大会に出るという方に事務所のレッスン室で指導したり、こちらから出向いたりしていましたね」

 料金は団体レッスンだと1人50分6000円、マンツーマンだと2万円。ぜひ一度はプロの指導をあおぎたい、という歌好きはたくさんいそうだ。

「でも、元気に歌えるようになったので指導する時間はあまりとれなくなり、コロナでさらに難しくなりました。代わりに、この5月からユーチューブで歌唱指導を始めたんですよ。フランク永井さんの『おまえに』とか、60代以上の方に人気の曲を取り上げています」

 コロナはコンサート活動にもやはり影響した。

「ここ2、3年は、ほぼほぼ中止か延期でしたから、私は家からほとんど出ない状態でした。ただ、もともとインドア派なので退屈ではなく、むしろワンちゃんとたくさん一緒にいられたので、それはうれしかったですね(笑)」

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