リアリティ(総合不動産) 山下智弘社長(1)創業直後まさかのアクシデント…駅のホームから転落し足を複雑骨折

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 リアルティは、中古住宅の買い取り再販を中心に営む総合不動産会社だ。2014年に横浜で創業後、10期連続増収増益という驚異的なペースで成長し、現在は従業員約60人、年間売上高70億円超(グループ含む)を誇る。率いるのは、横浜で生まれ育った山下智弘社長(46)だ。

 山下が起業をごく自然なこととして捉えていたのには理由がある。

「父をはじめ親族のほとんどが会社を経営していました」──その言葉通り、経営者の道は山下にとって、物心ついた頃から身近にある選択肢だった。

 大学では建築を学び、将来は設計・デザインの分野で起業することを夢見ていた。まず土台づくりにと、卒業後は地元・横浜の不動産会社に就職。希望していた設計部署ではなく営業部署への配属だったが、いずれは設計へと願いながら働くうちに、山下は営業の仕事に深くのめり込んでいく。

 気づけばトップ営業マン。実績を重ねて支店長、事業部長へと役職も上がった。若手育成にも携わるようになり、この経験が後になって生きることになる。当初は入社3年後の独立が目標だったが、仕事の面白さと居心地のよさから、気づけば10年という月日が経っていた。

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