“出口がない”“終わりが見えない”…「バックルームズ」は不安感が漂うホラー・スリラー

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 弱冠21歳のケイン・パーソンズが監督したホラースリラー「バックルームズ」が9月4日に日本で公開される。今年5月に全米で公開されると、「スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー」を抑え、全米と世界興行収入ランキング1位を獲得。史上最年少の全米・世界興行収入1位作の監督になった。

 同作は、1990年のシリコンバレー近郊にある家具店の販売員・クラークが、ショールームの地下に異空間への入り口を発見し、調査するうちに消息を絶つところから始まる。彼が通院していたクリニックのセラピスト・メアリーは、音信不通になったクラークを心配し、家具店にやってくるが、彼女も異空間(バックルームズ)へと迷い込む。

 元ネタは2019年5月、匿名掲示板4chanに“違和感を覚える画像を投稿するスレッド”として、黄色の壁紙に囲まれ、蛍光灯に照らされた誰もいない空間の画像が投稿された。8時間後、画像の説明を思わせる文章が投稿される。

「現実から外れ落ちると、古くて湿ったカーペットのにおいと、単調な黄色の壁と、ハム音を発する蛍光灯の雑音と、約15兆平方メートルを超えて広がる、区分けされた空っぽな部屋に閉じ込められる、バックルームズへ行きつくことになる」というのが大まかな内容。ここからインターネット発祥の都市伝説である「クリーピーパスタ」のひとつとして、拡張されていった。

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