「骨太ショック」が重圧に…植田日銀7月会合は据え置き予想も、追加利上げへの「独立性」はどうなった?
7月最終週の今週は金融政策決定ウイークだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)が28、29日、日本銀行が30、31日に決定会合を開く。英中央銀行も30日に開く。いずれも政策金利の据え置きが予想されているが、イラン戦争は終結の見通しが立たず、インフレ懸念は高止まり。各国とも物価上昇と経済下振れに対し、緊張感を持って臨んでいる。欧州中央銀行(ECB)は既に追加利上げの準備に入っている。
そんな中、日銀・植田和男総裁の危機感はいかほどか。というのも、円安・債券安(長期金利上昇)を招いた「骨太ショック」は、高市政権の「利上げ阻止」への強硬姿勢をあらためて浮き彫りにしたからだ。ショックが大きすぎて、閣議決定された「骨太の方針2026」は原案を修正。「金融政策の具体的な手法は日銀に委ねられる」との文言が脚注に追記されたが、日銀にはプレッシャーとなったはずだ。
それでなくても、日銀審議委員に積極財政のリフレ派が次々送り込まれている。脚注に盛り込まれた「日銀の独立性」は実現するのか。
■日銀は日米政府間で板挟み状態


















