検察組織は落ちるところまで落ちた 東大法卒の「特捜部エース」が“ヒモ”とは…世の中真っ暗闇
私は週刊誌編集長を7年以上もやっていたから、何度か警察や検察の事情聴取を受けたことがある。某新興宗教団体から名誉毀損で訴えられた時だった。
検事の前には私に関する書類が積まれ、それをめくりながら、「元木さんは競馬のノミ屋法違反で罰金刑になってますね」「某月某日、歌舞伎町でヤクザと揉め事を起こしたことがあり、警察沙汰になりましたね」などとネチネチ聞いてくる。
私の場合、そのほとんどが名誉毀損事案だから、「検察なめんなよ」「俺たちはおまえの人生を狂わせる権力を持っている」と机を叩かれて恫喝されたことはないが、出来上がった調書は検事側に都合のいい「作文」だった。
1995年、オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こし、教祖の麻原彰晃が逮捕された。事件後しばらくして「週刊現代」は教祖・麻原の「検面調書」を入手した(検察は麻原の調書はない、と発表していた)。
その全文を96年新年合併号に独占掲載しようとしたが、社内法務の顧問弁護士(元東京地検特捜部長のヤメ検)が私に、「それを出せば検察を怒らせ、社長が引っ張られることになるから、やめろ」と言ってきた。社の上層部も同意見。


















