イノッチ新社長はトップだから“一歩下がる” 新体制「ジャニワ」で発揮した絶妙経営手腕

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■東山、堂本の調整役に

「滝沢歌舞伎は腹筋太鼓も年々ハードになってしまい、マニアックになり過ぎていました。中には、キラキラしたアイドルを求めて見に来るのに、そこまで必要なのか、という声もありました。ジュニア公演の演出でもタッキーは、ジャニーさんのスタイルを踏襲し、推しのタレント1人だけが目立つ“ワントップ”演出。一方、新体制のジャニワは広く均等にスポットが当たっていて、わかりやすい舞台構成。ジュニアのファンは青田買い要素があり、下手でも初々しさが輝く若手を見たいので満足度が高く、初めて見る人にも入りやすかったのでしょう」(舞台関係者)

 井ノ原の立ち位置は絶妙で「イノッチが調整役で円滑に回っている。東山さん、堂本さんがストイックなスペシャリストだけに、間に入ってバランスが保てている。トップだからといって気負ってアレコレ指図することなく、現場は現場に任せるというスタンスが機能しています」(芸能関係者)という。

 トップだからこそ「一歩下がる」イノッチ流の経営手腕。令和時代のスタンダードになるかもしれない。

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