転倒の原因の3分の1は「遠近両用メガネ」…米国眼科学会の調査発表
老眼で、遠近両用メガネを使っている人も多いのではないでしょうか。今回はこの「遠近両用メガネ」と「転倒」の関係についてお話ししたいと思います。この2つは関係していることがわかっているからです。
少し前の統計となりますが、2020年のAAO(米国眼科学会)で興味深い発表がありました。その調査によると、対象とした1年間の全米での転倒事故は2900万件でした。
そのうち、救急外来を受診した人は280万件、そのまま入院が必要だった人が80万件。そのうちの死亡者は2万7000人という数値がまとめられています。
この統計では転倒原因についても触れられており、全体の3分の1を占めていたのが「遠近両用メガネをかけていたから」でした。遠近両用メガネをかけている人は日本にもとても多い。決してよその国の話ではありませんよね。
遠近両用メガネは1本で遠くも近くも見えるので、外出時に「老眼用」「遠くを見る用」と2本のメガネを持ち歩く必要がなく、大変便利なものではあります。ではなぜ転倒の危機を招くのでしょう。


















