著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

転倒の原因の3分の1は「遠近両用メガネ」…米国眼科学会の調査発表

公開日: 更新日:

 老眼で、遠近両用メガネを使っている人も多いのではないでしょうか。今回はこの「遠近両用メガネ」と「転倒」の関係についてお話ししたいと思います。この2つは関係していることがわかっているからです。

 少し前の統計となりますが、2020年のAAO(米国眼科学会)で興味深い発表がありました。その調査によると、対象とした1年間の全米での転倒事故は2900万件でした。

 そのうち、救急外来を受診した人は280万件、そのまま入院が必要だった人が80万件。そのうちの死亡者は2万7000人という数値がまとめられています。

 この統計では転倒原因についても触れられており、全体の3分の1を占めていたのが「遠近両用メガネをかけていたから」でした。遠近両用メガネをかけている人は日本にもとても多い。決してよその国の話ではありませんよね。

 遠近両用メガネは1本で遠くも近くも見えるので、外出時に「老眼用」「遠くを見る用」と2本のメガネを持ち歩く必要がなく、大変便利なものではあります。ではなぜ転倒の危機を招くのでしょう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  2. 2

    新庄監督の“再就職先”に挙がるまさかの球団 采配に賛否もチームのテコ入れ役にうってつけ

  3. 3

    欧州初の日本人指揮官誕生へ 森保一監督の“再就職先”は「ベルギー1部の日系クラブ」一択か

  4. 4

    中村倫也が「風、薫る」に大貢献…妻・水卜麻美アナとの「ずっと仲良く」「にこやかな」近況

  5. 5

    「恩人だけど、嫌いな人の代表」亡くなった板東英二さんが複雑な感情を抱いたプロデューサーの名前

  1. 6

    神戸への“聖地帰還”めぐり騒然…山口組・司組長「7年ぶりの里帰り」は実現するか

  2. 7

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風

  3. 8

    高市首相のあいさつはコピペ率85%…「広島への思い」石破前首相・愛子内親王とは絶望的格差

  4. 9

    高市官邸「被災地利用PV」が首相の命取りに? 安倍元首相“コロナおこもり動画”の二の舞を自民党が危惧

  5. 10

    日本ハム大ショック! “見限った”上沢直之が天敵に、呼び戻した有原航平が足枷となる皮肉