日本は「弱い経済」へと転落か…高市政権は「強い経済」アピールに躍起だが
内閣府の6月の景気ウオッチャー調査(7月8日公表)では、景気の現状判断DIは前月差0.4ポイント上昇の44.0だった。現状判断DIは2月に48.9、そこをピークに低調だ。いずれにしろ景況分岐点「50」を下回り続け、景気が悪くなっていると考える人の割合が多い状態が続いている。
そんな状況下、トランプ米政権は7月25日から日本からの輸入品に対する一律10%の関税を、原則12.5%とする新たな関税措置を発動。中東情勢の悪化と米国の新関税で、7月以降の景気ウオッチャー調査で街角景気の悪化が懸念される。
多くの学校は、先週から夏休みに入り、夏のバカンスシーズンを迎えた。ただし、どこにも行かず自宅で過ごす人が多いという。JTBによれば、2026年の夏休み(7月15日~8月31日出発)の帰省を含めた旅行意向について、「行く(行くと、たぶん行くの合計)」と回答した人は、調査時点で30.6%と前年から3.6ポイント減少。「行かない」が3.6ポイント増の69.4%だった。
これでは、小売業などは、かき入れ時の夏休みの売り上げ増加を期待しにくい。日経平均株価は、昨年6月末の4万487円から今年6月末に7万62円と大きく値上がりした。NISA口座の評価額も含み益が増え、大企業のベースアップやボーナスで家計が潤沢となりぜいたくな旅行需要を期待したが、そうではないようだ。「消費よりも貯蓄」か。


















