北川景子不在の「スマホを落としただけなのに 最終章」が大苦戦…興収予想は第1弾の4分の1に!

公開日: 更新日:

 成田凌(30)が猟奇的な殺人鬼を演じた『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナルハッキングゲーム』(東宝)が、人気シリーズ第3弾にして興行的に苦戦している。11月1日の公開日から4日間の観客動員数は約10万人、興行収入は約1億4600万円。筆者の試算では、最終興収は約5億円程度に落ち着きそうだ。

 2018年11月に公開された第1弾『スマホを落としただけなのに』の最終興収は約19億6000万円、20年2月公開の第2弾『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の最終興収は約11億9000万円だった。残念なことにこの人気シリーズは、公開するたびに興収が半減を繰り返し、第1弾の4分の1程度に減少してしまった。

『スマホ~』は宝島社文庫で今年8月に4弾が刊行されたが、「シリーズ累計100万部を突破した人気推理小説の劇場版第4弾も製作されるのかは「今のところ微妙…」と、映画関係者は言う。

■露呈した成田凌のパンチ力不足

 1作目で興収が20億にも届きそうな勢いがあった人気作品はなぜ失速したのだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る