連載50周年記念「手塚治虫 ブラック・ジャック展」5組10人に入場券をプレゼント

公開日: 更新日:

 今年2023年は手塚治虫の「ブラック・ジャック」が世に出て50年。医療マンガの金字塔といわれるこの作品は現在第一線で活躍する多くの医療従事者に影響を与え、作品に込められたテーマやメッセージは今の人の心にも深い感銘を与え続けている。

 六本木ヒルズ森タワー52階の東京シティビューでは今、連載開始50年を記念した展覧会「手塚治虫 ブラック・ジャック展」を11月6日まで開催している。

 作品は顔に傷のある天才外科医ブラック・ジャックと彼が創造した18歳で0歳の女の子ピノコという強力なキャラクターが世界を舞台に人間や生き物の命とそれを救う医療、人としての生き様、さらには「医者は何のために存在しているのか」という根本的な問いなど数多くのテーマから紡ぎ出される。

 本展はそうした「ブラック・ジャック」という作品を通して誕生秘話や作品そのものが持つ手塚治虫の深いヒューマニズム、医療のリアルな描写など本作の魅力を余すことなく伝える史上最大規模の展覧会。

 500点以上の原稿に加え、連載当時の「週刊少年チャンピオン」や1970年代に発表された単行本、200以上のエピソードの直筆原稿の他、「ブラック・ジャック」が描かれた昭和当時のさまざまな出来事に影響を受けた作品や手塚治虫の情熱と執念が感じられるその頃の関係資料、本作が生まれた時の秘密が解き明かされる証言映像などが多数展示されている。

「ブラック・ジャック」を深くまで知っている人はもちろん、初めて知る世代にも楽しめる、名作マンガの全てが分かる展覧会だ。

 開催を記念して5組10人に抽選で入場券をプレゼント。希望者はハガキに、〒住所・氏名・年齢・職業を明記、〒104─8007 日刊ゲンダイ「手塚治虫
ブラック・ジャック展プレゼント」係へ。締め切りは23日(月)必着。当選者は賞品の発送をもって発表に代えます。

最新のプレゼント記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」